Jelousy / X

X Japanになる前、my favorite bassist, 沢田泰司(Bass)在籍時のアルバム。

昔、よく聴いたアルバムの一つである。
リマスター盤が数年前に出たらしいので、手に入れて、
比較してみた。

自分は、やはり90年代の音が一番耳馴染みがあるからか、結論を言えば、
’91の方の音質のが好きだが、リマスター盤にはリマスター盤で
よいとこが沢山ある。

Jelousy ('91)

Jealousy

Jealousy

Jelousy Remastered edition

Jealousy REMASTERED EDITION

Jealousy REMASTERED EDITION

まず、リマスターのよいところは、音圧が上がっており、
Vocalラインは人工的だが、コンプによりかなりリフトアップ
されていて、かなりクリアに聴こえる。
あと、ステレオイメージが広がっているので、より、Vocal
がセンターに聴こえる。

ただ、個人的には、音圧がこんなになくても、視聴者がVolumeを
調整すればいいだけの話だし、正直なところ、この音圧を長時間聴くと、
かなり耳が疲れる。
そして、Low(特にベースライン)の音圧が、処理過程でかなり緻密に
調整されてはいるのだが、やはり、ヘッドホンで聴けばその輪郭が
わかるものの、どうしてもぐちゃっと聴こえてしまう。
そして、hiの広がりはどうかと言うと、確実に上がってはいるんだろう
けど、全体的にコンプがしっかりかかっているため、すごく
よくなったという印象はない。

従って、個人的に耳に優しいと感じるのはオリジナル盤である。